私は以前から中国語の本を読みます。研究書などは現地に買いに行くか、書虫で購入することが多いです。書虫は取り扱い量が多いですし、校費対応もしてくれるのでとても利用しやすいです。
ただ、もうちょっと気軽に読みたいジャンルの本もあります。例えば、ドラマの原作であったり、エッセイであったり。電子書籍で読めたらいいのにな……と思い、Kindleで探していましたが、日本のKindleストアでは購入できるものは限られています。
そこで、最近はテンセント系列の微信读书を利用しています。↓こちらはブラウザ版ですが、iPadやAndroidタブレットにインストールして使うのが一般的です。
年間168元ですべての本が読み放題になります。中国国内の小説は勿論、研究書や外国の翻訳書など、Kindle Unlimitedとは比べものにならない豊富なラインナップです。
その支払いは微信支付かAppleStore経由になります。iOSを利用している場合、そのままインストールして年会費(日本円だと4000円強と人民元より少し高くなります)を支払えば全サービスが利用できます。読める本が増えるのは勿論のこと、フォントがいろいろ選べるので、一番読みやすい環境にカスタマイズできます。無課金の場合は読書を続ければ仮想通貨がもらえて、それを電子書籍と交換することができますが、すべての本が対象ではないようです。
Androidしかない場合は、クレジットカードを微信支付に紐付けします(パスポートが必要)。ちょっと面倒くさいですが、中国のサービスを利用する場合、微信支付を使えるようにしておくと後々便利です。私はこちらの方法でできました。
【遂に解禁】WeChat pay が国際クレジットカード連携可能に!連携方法を解説します! | cross border marketing powered by DAC
あとは好きな端末で読むだけです。微信アカウントでログインするので、iPhoneで支払いをして、Android端末で読むということも可能です。
iPadなどでもいいのですが、やはり文字が中心となると、電子ペーパーがお薦めです!これが私の愛用している中国の電子書籍リーダーBoox Leaf2です。
つい先日、後継機種Boox Pageが出たので、今から買うならそちらをお薦めします。
Kindle Oasisのようにページめくりボタンのついた軽くて持ちやすい端末です。Androidベースなので、微信读书もKindleもSony Readerも全部使えます。私のようにSONYの電子書籍をたくさん持ってるけど、SONYが電子書籍端末事業から撤退してしまって困っている人にもおすすめです!
以前はAPKファイルを拾って使うしかなかったのですが、最近は電子ペーパー向けのアプリがGooglePlayにあるので安心です。
一般のタブレット向けのものよりも電子ペーパーに特化した作りなので、いろいろと見やすくなりました。