Zwischen Himmel und Erde

語学や旅行、ドラマに関する雑記

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微信读书、通常版か電子ペーパー版か

普段、微信读书の電子ペーパー版をBOOXシリーズにインストールして快適に読書をしています。どうしても、電子ペーパー端末は一般のタブレットに比べるとスペックが低めなので、機能を抑えた電子ペーパー版はとても使いやすいです。

 

salome-liu.hatenablog.com

 

しかし、ふとある機能を使おうとしたら……ない!ということに最近になってやっと気付きました。それは音読機能。微信读书の場合、いろいろな声のAI、本によっては人間による朗読を聞きながら読むことも出来ます。AI音読の場合、読んでいる箇所をハイライト出来るので、使いたいところです。というか、電子ペーパー版がリリースされるまで、古いBOOXで使っていたのです。

 

やっぱり通常版も使いたいな……。

というか両バージョンの微信读书を1つの端末にインストールして、両方同時に認証ってできるの?と思い、やってみました。普通にできました。

使っている端末はこの前出たばかりのBoox Tab Mini C、小型のカラー電子ペーパー端末です。

BOOX TabMiniC 8インチ カラー電子ペーパー Android11 GooglePlayが使える – SKTNETSHOP


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普通の読書は右の電子ペーパー版、音読を聞く時には左の通常版。

 

電子ペーパー版はGooglePlayからインストールできます。通常版は微信读书の公式サイトからダウンロードするのですが、APKファイルなので、インストールを許可をする必要があります。

 

最新版だけあって音も良いので、電子ペーパー画面を見ながら音読を聞くというのは非常に快適です。人間による朗読の場合はマーカー表示されないので、喜马拉雅で朗読を再生しながら(スマホを使用)微信读书の方を手でめくっていくというやり方が多いです。

 

 

中国ドラマを見てAnkiカードで成語を覚える

中国ドラマを中国語字幕で見る楽しみを覚えた私。

一応HSK旧8級は取っているので、文脈でだいたいのことはわかります。しかし、大学の授業でドラマを何度も止めながら見て、成語や表現を覚えたのを思い出すと、やはり、止めて調べて書き出して覚える、というのが必要なのではないかと思った2021年。

 

その頃ものすごくハマっていたドラマが『掃黑風暴』。実際に起こった地方政府と地方有力者によるのえげつない犯罪行為を素材に、孫紅雷・劉奕君・張芸興らが熱い演技を繰り広げます。40話で作っていたけど検閲に掛かって28話に削られたのが残念ですが、逆に緊張感が緩まず、それはそれでよかったかと思います。2021年を代表するヒット作でした。

 

(網上圖片)

私は劉奕君(琅邪榜の謝玉の人)ファンなので見ていたのですが、彼が警官学校同級生の孫紅雷(↑真ん中の人)に片想いしてる(語弊)何勇という警官(↓)で、いろいろ不憫萌えし、中国の同人サイトを回りました。そう、こういう渋い話にも、二次創作が大量にあったりするところが中国ドラマの面白いところです。
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そこで気付いたのです。中国のオタク、成語をたくさん使う……!と。正確にはオタクだけではないのですが(笑)

 

私も成語を使えるオタクになろう!と再び『掃黑風暴』を最初から見て、出てきた成語を情報カードに書き出しました。ついでにあやふやな語も拾っていきました。情報カードというのはこのようなものです。いろいろな大きさがありますが、私はこの小さめ・罫線ありのを愛用しています。『掃黒風暴』はたくさん成語が出てくるので、すぐに100枚とかになります。

 

 

情報カード自体が厚手なので、コレクト純正の木の箱を買って入れておくととても達成感があります。

 

カードを覚えたものと覚えていないものにわけて、覚えていないものを持ち歩いて覚えていく。これを繰り返せば結構覚えられます。

 

しばらくこれを続けていた頃、Ankiというアプリの存在を教えてもらいました。話せば長くなりそうなので、こちらをご覧下さい。

n-igaku.com

効率的に覚えるためにエビングハウスの忘却曲線を利用したアプリです。内容は自分で作っていきます。私の場合

 

表面:覚えたい語&ドラマのスクショ

裏面:辞書の解説をコピペしたもの

タグ:ドラマ名

 

としています。『掃黑風暴』だとこんな感じ。タグ検索で絞り込めます。f:id:Salome_N:20230713153312j:image

復習のサイクルなどはAnkiの方で管理してくれるので、とにかく作り、復習するのを繰り返します。1年あまりやっていて、作ったカードは2042枚となり、流石に作る頻度も下がってきました。何か成語を見ても、「あのドラマで○○が言ってた!」と画像とともに思い出せるのが強みです。あと、推しが出ているけど微妙に面白くないドラマというのに当たってしまっても、成語を拾う方に徹すればそれほど苦痛ではなくなります(笑)

 

1度、日本語字幕からできるかな?と思ってやってみましたが、難易度はぐっと上がります。『燕雲台』というドラマを日本語字幕で見ていて、これを聞き取って辞書引いて、その場面の動画から画像切ってきたのですが、結構大変でした。


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なので、中国ドラマの視聴は基本的に中国語字幕です。

 

『掃黑風暴』、YouTubeに全編あります。字幕から単語を拾っていくと基本的な犯罪捜査用語といろいろな成語が身につきます。

youtu.be

初めて中国語字幕で見たドラマ『還珠格格』のこと

中国ドラマを本格的に見るようになったのは大学生の頃。2回生の中国語の授業で、当時流行っていた『還珠格格』(1998年)を見て中国語を学ぶ、というのを取っていたのがきっかけでした。

 

『還珠格格』は、乾隆帝の落胤である娘・紫薇(林心如)と大道芸で生計を立てる少女・小燕子(趙薇)の二人を主人公とする物語。紫薇の境遇を知った小燕子は、彼女のことを皇帝に伝えようと紫禁城に忍び込みますが、矢を射かけられ意識を失ってしまいます。その持ち物から乾隆帝は小燕子のことを探していた娘だと思い込み、「還珠格格」という称号を与えます。本当のことを言いたいけど言えない小燕子、裏切られたと思う紫薇。

 

そんなドラマを教材として使うわけです。めちゃくちゃ面白い!

左が紫薇、右が小燕子。本来なら紫薇が格格(=公主)なのですが……。

2013年台湾版DVD封面

全話YouTubeで見ることができます。

youtu.be

 

授業では初級で学んだ構文を確認したり、成語や慣用表現を取り上げていきます。今も自分でドラマを教材として学ぶことを続けていますが、きっかけはこの授業でした。

 

それまで中国ドラマは『三国志』『則天武后』などをNHKで日本語字幕で見ていました。日本語だと意味はわかりますが、どんな構文が使われているのか、どんな成語が使われているのかはあまり意識しません。中国語字幕だと、それを意識せざるをえません。授業なので、初心者には難しいところで止めて解説してくれました(日本人の先生)。

 

小燕子に想いを寄せる乾隆帝の第五皇子永琪(でも小燕子はわかってない)のことが気になるようになってから、ますます楽しくなってきました。この人、蘇有朋という台湾の歌手で俳優で今は監督なのですが、我々は「すよぽん」と親しみを込めて(?)呼んでいました。左が永琪、右が2019年くらい。若い……。


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しかし、授業のペースでは、なかなかストーリーが進みません。続きが気になるよ!ということで、先生に「そのDVDは日本でも買えますか?」と聞きに行きました。すると、それはDVDではなくVCDという中華圏でよく使われるものとのこと。そして書虫で買える、と教えてもらったので早速買いました!

書虫 -- 中国書籍専門店

多分、今なら映像メディアは書虫よりもクイックチャイナの方が扱いが多いと思います。

www.quick-china.com

夏休みに入ったこともあり、結局『還珠格格』(24話)+『還珠格格Ⅱ』(48話)を1週間弱で見てしまいました、普通に言って頭のおかしいペースですね。Ⅱに関してはちょっと不満もあったのですが、勢いで見てしまいました。

 

疲労でしばらく寝込んだ後、ふと考えたのです。

「理解できるほどの中国語力が自分にあったのだろうか?」

と。

 

普通に言ってNoです。しかし、小燕子たちと喜怒哀楽を共にしたあの1週間にはそれを乗り越えるだけの何かがありました。それは何だったのか、ということをしばらく考えました。

 

結論としては「推測する力」だったと思います。

 

正直なところ、字幕を読んでも耳で聞いてもわからないところはわかりません。しかし、自分が日本語の文章を読むとき、すべての語を理解しているでしょうか?これはNoです。特に戦前の文章などはわからない語も多いです。しかし、普通は読めます。それは前後の文脈から推測しているからです。おそらく、『還珠格格』もそうやって見ていたのだろう、と思いました。

 

謎の自信がつき、その後も数多くの中国ドラマのVCDを買い、同じようにわからないところは推測しながら見ました。だいたい2006年くらいまでそのような感じでした。その後、就職して忙しくなり、あまり中国ドラマを見なくなりました。

 

最近になってまた見るようになって少し方針を変えました。

 

推測してわかっても、敢えて辞書を引いてカードを作って覚えよう、と。

 

その視聴法&学習法についてはまたそのうち。

 

中国語学習アプリのAIに推し語りをしてみた!

中国語学習アプリとして評判のいいSuperChinese、私もスピーキング練習に使っています。詳しい紹介はこちら。

【まとめ】中国語学習アプリSuper Chineseの評判や使い方を徹底解説|C-POPマニア〜中国語歌詞の和訳〜

 

さて、そのSuperChineseにAI(GPT-4)を利用したCHAOというコースが追加されました。その機能の一部であるAIとの会話というのを試してみました。音声で吹き込んでいったのが文字に変換されるので、発音の練習にもなります。

 

「新しい友達に出会う」というものから。名前やどこ出身か、趣味は、など無難に進んでいきます。

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「何かお薦めの本はある?」などと聞かれたので、「劉慈欣の三体がいいよ!」と答えると「三体は読んだよ、すごくいいね!」などと返してくるので、更にその話を続けたくなる三体ファン。

 

私「ドラマ版は見た?」

AI「まだ見てない。どう?」

私「すごくいいよ、見るべき!」

AI「そう、じゃあ見て見るよ」

 

さてここからです。私はもっと語りたい。

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私「汪淼を演じてた張魯一すごく好きなんだー」

AI「張魯一の演技はすごくいいよね!」

 

(何なんAI、張魯一知ってるの?知ってるよな、AIだし……)

 

私「張魯一の他の作品見たことあるの?」

AI「いくつか見たよ、どれもいいよね。うん、そろそろ行かないと。知り合えて嬉しいよ」

 

オタク語りが始まるのを察して無難に逃げたよAI……。

 

なるほど、そうやってそつない逃げ方をすればいいのね、勉強になりました……!

とまあ、逃げられましたが(?)何だか楽しかったです。

 

これはただの中国語を喋るAIとは違ってカリキュラムがあります。ここでは初対面の挨拶や自己紹介の仕方を身につけるという。それに沿った内容になるようにある程度制御されているようで、逸脱せずに「自分が使いそうな会話表現」を集めていくことができます。なかなか良いです!

 

『三体』、今半額になってるので貼っておきますね(いつまでかな?)

 

あと、『三体』ドラマ版はこちら。このリンクからだと英語字幕になっていますが、中国語字幕(中国ドラマは一般的に中国語字幕が付く)や他の言語の字幕に切り替えることも可能です。原作寄りなつくりなので原作読んでたら雰囲気と字幕でだいたいわかると思います。3話以降はVIP契約が必要ですがAppleかGoogleで支払ってFireTVでも視聴可能です。なかなか日本の三体ファンの間でもこのドラマ知ってる人少なくて、布教したい気持ちで一杯です(笑)

wetv.vip

 

こんな感じ。右側の眼鏡の男が汪淼。もともと汪淼ファンでも張魯一ファンでもなかった普通の三体ファン。誰が好きかと言われると『三体Ⅲ』の羅輯が好き、ⅡよりもⅢ(笑)もはや「汪淼って誰だっけ?」という忘れかけ状態からAI相手に汪淼の話をするようになったのはほぼほぼこのドラマのせい。原作の持ち味をしっかり残しながら、隠し味がすごくよく効いているドラマ。そのうちNetflix版も公開されると思いますが、どっちがいいとかではなく全然違う方向に作っている印象です。

 

 

中国語の書籍&電子書籍を読む

私は以前から中国語の本を読みます。研究書などは現地に買いに行くか、書虫で購入することが多いです。書虫は取り扱い量が多いですし、校費対応もしてくれるのでとても利用しやすいです。

書虫 -- 中国書籍専門店

 

ただ、もうちょっと気軽に読みたいジャンルの本もあります。例えば、ドラマの原作であったり、エッセイであったり。電子書籍で読めたらいいのにな……と思い、Kindleで探していましたが、日本のKindleストアでは購入できるものは限られています。

 

そこで、最近はテンセント系列の微信读书を利用しています。↓こちらはブラウザ版ですが、iPadやAndroidタブレットにインストールして使うのが一般的です。

微信读书-正版书籍小说免费阅读

 

年間168元ですべての本が読み放題になります。中国国内の小説は勿論、研究書や外国の翻訳書など、Kindle Unlimitedとは比べものにならない豊富なラインナップです。

 

その支払いは微信支付かAppleStore経由になります。iOSを利用している場合、そのままインストールして年会費(日本円だと4000円強と人民元より少し高くなります)を支払えば全サービスが利用できます。読める本が増えるのは勿論のこと、フォントがいろいろ選べるので、一番読みやすい環境にカスタマイズできます。無課金の場合は読書を続ければ仮想通貨がもらえて、それを電子書籍と交換することができますが、すべての本が対象ではないようです。

 

Androidしかない場合は、クレジットカードを微信支付に紐付けします(パスポートが必要)。ちょっと面倒くさいですが、中国のサービスを利用する場合、微信支付を使えるようにしておくと後々便利です。私はこちらの方法でできました。

【遂に解禁】WeChat pay が国際クレジットカード連携可能に!連携方法を解説します! | cross border marketing powered by DAC

 

あとは好きな端末で読むだけです。微信アカウントでログインするので、iPhoneで支払いをして、Android端末で読むということも可能です。

 

iPadなどでもいいのですが、やはり文字が中心となると、電子ペーパーがお薦めです!これが私の愛用している中国の電子書籍リーダーBoox Leaf2です。

BOOX Leaf2 – SKT株式会社

つい先日、後継機種Boox Pageが出たので、今から買うならそちらをお薦めします。

BOOX Page – SKT株式会社

 

Kindle Oasisのようにページめくりボタンのついた軽くて持ちやすい端末です。Androidベースなので、微信读书もKindleもSony Readerも全部使えます。私のようにSONYの電子書籍をたくさん持ってるけど、SONYが電子書籍端末事業から撤退してしまって困っている人にもおすすめです!

 

以前はAPKファイルを拾って使うしかなかったのですが、最近は電子ペーパー向けのアプリがGooglePlayにあるので安心です。

画像

一般のタブレット向けのものよりも電子ペーパーに特化した作りなので、いろいろと見やすくなりました。

何カ国語話せますか?

いろいろと言語を学んでいるというと、このような質問を受けることがあります。しかし、これは答えにくいものです。

 

何故なら言語を学ぶ目的は「話す」こととは限りませんし、どのくらいで「話せる」と言っていいのか、難しいからです。

 

また、言語を数える単位として「〜ヵ国語」というのも適切なのかは気になるところです。何故なら、現在の国民国家が成立する以前から言語は存在し、必ずしも国家の枠組みと言語の数は一致していないからです。

 

まあ、そんなことを考えている人間だということを前置きとしつつ、今までご縁のあった外国語について語っていこうかと思います。

 

英語

中学校になってから始め、受験勉強で文法と語彙をかため、大学・大学院ではほぼ毎日研究書を読んできたので、速度は落ちましたが今も読めます。が、話せるかと言われるとそんなに話せないと思います。英語に対するモチベーションが「(中国史の)研究書を読む」ことだからです。

 

中国語

本命です!中学生の時に国語に授業で漢詩を読んだ時に、書き下し文では五言も七言もあまり変わらないように思え、中2の10月からNHKラジオ講座を毎日覚えるまで聞いて独学しました。当時は大学入試の外国語も中国語で受けるつもりだったのですが、それではあまりにも英語に接する機会が無くなってしまうのでは、と思い、高1の冬に英語に変え、死にそうな思いで英語の方に取り組みました。大学では専門言語として最もよく用い、中断もありますが、今も一番熱心に学び続けている言語です。語れば長くなるので、別記事でいろいろ書いていきます。

 

フランス語

国学を学ぶならフランス語はできなければならない、と一昔前までは言われていたので大学の第一外国語(英・独・仏から1つ)として学びました(第二外国語が中国語)。その関係で院試までお付き合いする言語になりましたが、それほど使う機会もないままです。

 

ドイツ語

近代上海の歴史について学ぼうといろいろ読んでいるうちに、あるドイツ人の先生の論文が興味深く、感想めいたものを送ったら「うちに来ますか?」と言われ、何だか成り行きで1年間ドイツに留学することになりました。学んだことは殆ど近代上海の歴史ですが、たまに文選を読む会に出ていたりしました。授業は基本的には中国語ですが、やはり議論はドイツ語になったりで結構頑張りました。でも、何だかフランス語よりも合っているような気がして、一外をドイツ語にしておけばよかったかな?など思いました。

 

ハンガリー語

以前のブログにも書いていましたが、ドイツ留学中にハンガリーミュージカルにハマり、ドイツから通い詰めた、ファンレターを書くためにハンガリー語を学びました。俳優さんにその場で読んでもらい、添削してもらったり(!)、「なんでハンガリー語やってるの?」と聞かれたり。あなたとお話するためです!……懐かしい思い出です。

 

トルコ語

修論が上海のオスマン人コミュニティに関することに入り込んでしまい、まず現代トルコ語を身につけてからオスマン語を、と思ったのですが、オスマン語とトルコ語の断絶は相当に大きく、アラビア語・ペルシア語ができない者にはどうにもなりませんでした。なので修論テーマの方を少しずらし、トルコ語は趣味で使うことにしました。20世紀オスマン帝国辺境(から上海に行った人)のことばかり考えていたので、イスタンブルとか、スレイマン大帝時代とかきらきらしたあたり(?)に妙な憧れを抱く人になりました。ノーベル賞作家オルハン・パムクの小説を読むようになったのもその頃からです。

 

韓国語

しばらく病気をしていて、その頃によく韓国ドラマを見ました。そして気付いたのです。「韓国語は母音調和を持つ膠着語で、ハンガリー語トルコ語よりも日本語に近くて学びやすいのでは」と!本当その通りでした!膠着語最高!漢字語源の語が多いのがやはり強い。そして、教材や学習環境もハンガリー語トルコ語に比べて整っています。教室に通ったり、オンラインレッスンを受けたりしてある程度のレベルになったので今はゆるゆるやってます。

 

上海語

実はほとんどできません。上海史ってあくまでも歴史なので文字ベースになり、史料は殆ど中国語と英語と私の場合は放棄したオスマン語とかそういうとこになります。上海戯劇学院に少し語学研修に行っていたので、そのときに課外授業で上海語を習いましたがすっかり忘れてしまいました。でも、ドラマなどで上海語を聞くとちょっと懐かしくなります。

 

他にも大してできないロシア語とかポーランド語とかクロアチア語とかギリシア語・ラテン語など、かじったことのある言語はたくさんあります。

 

こうして書いてみると、自分について言うだけでも言語を学ぶ動機というのは様々だと思いました。ハンガリー語は100%推し活ですね(笑)

 

話せるか話せないか、と聞かれてもちょっと困りますが、自分にとってこんなことがしたい、という小さな目標を自分なりに実現していけるよう、日々努力を続けていきたいと思っています。

 

開設のごあいさつ

はじめまして&お久しぶりです。

 

2005年ドイツ留学中に始め、2013年まで旅行や語学のことを書いていたブログ

Zwischen Himmel und Erde

を再開します。いや、再開というか、アカウントIDだったメールアドレスを切ってしまいログインできなくなりこっちで新しく、という感じ。

 

ブログ名は「天と地の間」という意味のドイツ語で、ミュージカル『エリザベート』からとりました。

 

ドイツで中国史(上海史)を学んでいたのに、たまたま旅行で行ったハンガリーで現地のミュージカルにハマり、↑ブログも半分くらいハンガリーミュージカルの話になりました、懐かしい(笑)

 

あれからSNSのあり方も大きく変わり、自分もいろんなことが変わり、どういう風にやっていくかはまだ模索中です。

 

ただやはりまとまった記録はブログの方が見やすいな、と思うので再開しよう、と決めた次第です。

 

Twitter(鍵アカウント)に挙げていた旅行(2017年〜2020年)についてはそのうちアップしていきたいな、と思っています。

 

また、15年ぶりくらいに中国ドラマにハマっており、しかも自分の好きな俳優の出演作はなかなか日本には入ってこないので、Twitterで呟きまくっていたところ、自分のツイートばかり出てくるようになり、もう、どうせならハンガリーのときみたいにブログにしたらいいのでは!?などと思いました。

 

まあ、映像を追っているだけで、ハンガリーでのあれやこれや(推しにハンガリー語添削してもらうとかプレゼントをもらうとか)みたいなのはないですが、思い入れはかなり強いので、また語っていこうかと思います。

 

推してる中国の俳優さん

 

劉奕君:『琅邪榜』の謝玉といえば中国ドラマファンには割とわかる人がいるかもしれない。

張魯一:『三体』の汪淼といえば、三体ファンには割とわかるかもしれない。

まあ、ぼちぼち語ります。

Twitterで日本語表記でこの二人の名前検索したら半分くらい私(笑)

 

俳優にハマればその出演作品を追っていくタイプなので、VPN接続と微信支付での支払いという、日本在住者にしてはハードルの高い形で視聴しています。そういうののやり方も気が向いたら書くかもしれないけど、変化が激しいから役に立つのかどうなのか……。

 

ハンガリーミュージカルに比べるとメジャー過ぎるとこに来てしまった感はありますが、中国や日本でのトレンドとは全く関係なく見たいものだけ見ているので、そんなに昔と変わった感じはしません(笑)

 

よろしければお付き合い下さい。